妊娠初期の出血はなぜ起こる?危険は?妊娠初期に毎日出血が続いた私の体験談も!

こんにちは、現在妊娠6ヶ月のねむママです。

無事安定期に入った私ねむママですが、妊娠初期はほとんど毎日少量(たまに大量)の出血をしていて、「なんでだろう?」「大丈夫かな?」と不安な日々を過ごしていました。
妊娠初期の出血って、原因がはっきりしないこともあり、まだ小さい赤ちゃんが流産してしまったんじゃないかと、心配でたまらないですよね。

そこで今回は、妊娠初期に出血が起こる原因や、危険な出血の見分け方、そして出血が続いた私の体験談もお伝えします。
妊娠初期の出血で不安な方が、正しい情報を知り、少しでも不安が解消することにつながればと思います。

妊娠初期の出血はなぜ起こる?妊娠初期の出血で考えられる原因

妊娠初期は全妊婦さんの3割~5割程度が出血を経験すると言われているほど、出血が起こりやすい時期です。ここでは、妊娠初期の出血の原因として考えられることを8つ紹介します。
8つの原因のうち、⑦と⑧は妊娠の継続や妊婦さんの体にとって危険度が高く、早めに病院の受診が必要なものです。それ以外は、妊娠継続に影響することはほとんどない緊急性が低いものになります。

①着床出血

着床出血とは、受精卵が子宮内膜に着床をするタイミングで起こる少量の出血です。着床のタイミングで子宮内膜に少し傷がつくことで起こる出血のため、着床出血らしき少量の出血であれば心配する必要はありません。
着床出血が起こる人はごくわずかと言われていますが、生理予定日前後に1日~長い人だと5日間ほど少量の出血が続いた場合は、着床出血の可能性があります。

絨毛膜下血腫
じゅうもうまくかけっしゅ

子宮内膜に着床した受精卵は、絨毛という組織を子宮内膜に伸ばして胎盤を作ります。その胎盤を作る過程で子宮内膜から出血が起き、血腫ができることを絨毛膜下血腫
じゅうもうまくかけっしゅ
と言います。
妊娠初期によくみられる症状で、胎盤が完成する妊娠4~5ヶ月頃には治ることがほとんどです。
血腫が大きい場合、流産の可能性もあるため「切迫流産」の診断を受けることもありますが、赤ちゃんの心拍が確認(妊娠6~8週目頃)されていれば多くの場合は無事妊娠が継続していきます。

③子宮膣部びらん

子宮膣部びらんとは、子宮の入り口の膣部が炎症して表面が赤くただれている状態です。皮膚が薄い部分になるため、少しの刺激で出血を起こしやすくなっています。
女性ホルモンの作用による生理的な症状で妊娠への影響もないため、ほとんどの場合、治療はせずに経過を観察することになります。

④子宮頸管ポリープ

子宮頚管ポリープとは、子宮頚管にイボのようなものができる症状で、正確な原因はわかっていませんが、卵胞ホルモンの影響からできることがほとんどと言われており、30代~50代の女性によく発生します。
ポリープのほとんどは良性で、良性の場合は自覚症状もあまりなく、経過観察で様子をみることが多いです。

妊娠中は、膣内や子宮口の組織が柔らかくなっており少しの刺激で出血しやすいため、ポリープから出血がしやすくなっています。妊娠・出産への影響もほとんどないため、少量の出血であれば特に治療をしないことが多いですが、出血が多かったり続いたりする場合は、出血することにより感染症にかかるリスクが増すことも考えられるため、医師の判断でポリープを切除することもあります。
ただし、ポリープを切除するタイミングで流産や早産を招く危険性があるという見解もあるため、処置をするかどうかは妊娠の状態によって医師が慎重に判断することになるでしょう。

⑤子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮の壁にできる良性の腫瘍のことを言い、不正出血の原因となります。妊娠・出産への影響は少なく、多くの妊婦さんが子宮筋腫があっても無事に出産をします。

妊娠をするとホルモンバランスの変化により子宮筋腫の大きさが増大しやすくなるため、まれに、子宮筋腫が大きくなって赤ちゃんの育つ場所をふさいでしまうことがあります。
その場合は、流産や早産のリスクを考えて治療をしたり、帝王切開で同時に子宮筋腫を取り除いたりなど、適切な処置を医師を相談することになります。

⑥内診やセックスによる刺激

妊娠中は子宮内の粘膜が炎症を起こしやすいため、産婦人科での内診の後や、セックスのタイミングで少量の出血がみられる場合があります。外部からの刺激による少量の一時的な出血であれば、特に心配する必要はありません。



⑦流産(主に早期流産)※病院受診の緊急度高

流産とは、妊娠22週未満で妊娠が終わってしまうことを言い、妊娠12週未満の場合を「早期流産」、妊娠12週~22週未満を「後期流産」と言います。
流産は、全妊娠のうち約15%起きると言われており、原因は受精卵の異常や、胎児の染色体異常などがほとんどですので、残念ながら妊婦さんが何かに気をつけて防ぐことができるものではありません。
流産の場合、大量の出血や生理痛のような下腹部痛が起こります。

妊娠4~5週目までの妊娠超初期の段階では、受精卵が子宮内膜に着床しきれずに生理のような出血とともに流れ出てしまうことがあります。
これを「化学流産」と言い、妊娠検査薬が発達したことで最近わかるようになった現象のため、正式には妊娠や流産としてカウントされません。

また、「切迫流産」とは、出血や下腹部痛があり流産の一歩手前の状態のことを言いますが、流産してしまったわけではありませんので、まだ妊娠継続の可能性はあります。
日本産科婦人科学会によると、妊娠12週までの早期流産には有効な薬はないと考えられていますが、子宮内に血腫があるような切迫流産の場合は、安静にすることが効果的と言う研究結果もあるということです。

⑧異所性妊娠(旧名:子宮外妊娠)※病院受診の緊急度高

通常、受精卵は子宮内膜に着床して妊娠しますが、ごくまれに、卵管や卵巣、子宮頚管など子宮内膜以外の場所に着床してしまうことがあります。これを異所性妊娠(旧名:子宮外妊娠)と言い、放置すると卵管破裂などが起こり大量出血する場合があります。
発生率は1~2%と稀ではありますが、出血が多い場合は妊婦さんが出血性ショックなどで命の危機に陥る場合もあります。
妊婦健診に行き、無事子宮内膜に胎嚢が確認されていれば、異所性妊娠でないということになります。

どんな出血だとすぐに病院を受診すべき?危険な出血の見分け方

妊娠初期は、上で紹介したようなさまざまな理由で出血しやすい状況にありますが、とは言え、妊娠中に出血するなんて思っていないので、少しの出血や茶色のおりものが出ただけで、パニックになってしまうこともありますよね。
ただ、慌てて病院に電話をしたり受診しても、出血の状況によっては、「今のところ問題ないので自宅で様子を見てください…」とだけ言われてしまうことも結構あります。
では、どんな出血だと様子見でOKで、どんな出血だと上の項目でも危険だと紹介した流産や異所性妊娠の可能性があるので、すぐに病院を受診すべきなんでしょうか。以下に、産婦人科での案内などを参考に、妊娠初期の危険な出血の見分け方を示します。

緊急性のない出血(妊娠初期)

・茶色の出血が少量出る。(茶色の出血は、出血からある程度時間が経っている酸化した血液の色です。)
・薄いピンク色の出血が少量出る。(ピンク色の出血は、出血して間もない血液色ですが、少量であればあまり問題はありません。)
・赤い鮮血が多めに出たが1日以内でおさまった。且つ生理痛のような下腹部痛はない。
・少量の出血はあるが、生理痛のような下腹部痛はない。

軽度の絨毛膜下血腫や子宮頚管ポリープ、子宮膣部びらんなどが原因で起きる少量の出血の場合は、妊娠の継続や妊婦さんの健康維持に大きな影響はないため、慌てて病院を受診する必要はないでしょう。
ただし、妊婦健診のタイミングなどで、少量でも出血があることはしっかりと医師に相談しておき、原因がわかるようであればはっきりさせておくと良いです。

出血の量がだんだん増えてきたり、特に下腹部痛を伴い始めたりなど状況が変化した場合は、急ぎ病院を受診することをおすすめします。

すぐに病院を受診したほうが良い出血(妊娠初期)

・鮮血(真っ赤な血)が大量に出る。且つ1~2日間以上止まらない。
・血の塊(どろっとした)が大量に出る。且つ1~2日間以上止まらない。
・出血とともに、生理痛のような下腹部痛がある。

鮮血や血の塊が大量に出た場合、生理痛のような強い下腹部痛を伴う出血の場合は、子宮で何かトラブルが起きている可能性が高いため、早めに病院を受診することをおすすめします。
出血が多くても数時間ですぐに止まり、下腹部痛も伴わないようであれば、一時的に出血の量が多かっただけだと考えられるため、様子を見ても良いでしょう。しかし、それでも心配であれば、まずは病院に電話をして受診すべきか状況を相談してみると良いと思います。

私の体験談 ~妊娠初期に毎日出血がありましたが、大丈夫でした~

最後に、妊娠初期の出血について私の体験談を紹介します。

私の妊娠初期の出血について その①
<出血の程度と時期>
ちょうど生理予定日頃~妊娠14週目まで、ほぼ毎日、茶色のおりものあるいは赤黒い出血が少量ありました。少量というのは、だいたい1日に4~5回トイレに行くと、おりものシートに色がついているくらいです。

また、出血が止まる妊娠14週目までの間に、2~3週間に1日くらいのペースで、計3回ほど真っ赤な血が多めに出たこともありました。そのうち最初の2回は、1度ドバっと出てすぐに止まったのですが、最後の1回は丸1日くらいずっと鮮血が出続けていました。(生理2日目ほどまではいきませんが、結構な量の出血でした。)

<出血の原因>
妊娠8週目の妊婦健診の内診で、良性の子宮頚管ポリープがあることがわかり、出血はおそらくそれが原因ではないかということになりました。

しかし、大量の鮮血が丸1日止まらなかったときは、さすがに産婦人科で診てもらったのですが「もしかしたら子宮内からも出血しているかもしれないねー」と言われ、しかし緊急性はないということで、様子見ということになりました。先生が様子見と言ったので特に追求しませんでしたが、ポリープ以外に絨毛膜下血腫など別の出血要因も重なっていたのかもしれません。

<出血したときの私の対応>
最初に少量の出血が毎日出始めたときは「着床出血かな?」なんて思っていたのですが、なかなか止まらなかったので、初回の妊婦健診のときに先生に報告をしておきました。先生の反応はやはり、「少量ならよくあることなので様子見で…」と。

初めて真っ赤な血がたくさん出たときは、慌てて産婦人科に電話をして今から受診ができないかと聞きましたが、出血が一度で止まっていて下腹部痛もないことを伝えると「受診してもできることはないので、様子を見てまた出血が再開するようであれば連絡をください」と言われ、自宅で大人しくしていました。

2回目の大量出血の際は、下腹部痛もなかったので自己判断で自宅安静にしていました。

3回目の出血は丸1日経っても止まらず不安だったので、妊婦健診の予定を1日早めて病院に行き、出血の状況もついでに診てもらいました。

私の妊娠初期の出血について その②
<出血が止まったとき>
産婦人科ではずっと「今は出血が多い時期なので、我慢の時ですね。妊娠15、16週目頃になっても続くようであれば問題があるかもしれないので、対処する必要があります。」と言われていました。
全く止まる気配のない出血に「妊娠15、16週目になっても続くんじゃないの…」と思っていたのですが、妊娠13週目頃から出血の頻度が2~3日に1度に減ってきて、14週目にはなんとピタっと止まりました!
それ以来、現在妊娠21週目ですが一度も出血していません。あんなに毎日続いていた出血が突如止まるものなのか…と嬉しい反面、今でも不思議でなりません。

<妊娠初期の出血に対する産婦人科の対応について思うこと>
まず、妊娠初期の出血は緊急性の低い理由でもよく起こるため、下腹部痛を伴わない少量の出血であれば、基本「様子見」という対応になるようです。

また、万が一、流産の前兆となるような出血であったとしても、妊娠初期の流産というのは、残念ながら何か対応をして進行を止めることができるものではありません。よって、産婦人科によっては緊急受診はせずに、自宅で安静にしているようにと指示がでる場合もあるようです。

<私が思う危険な出血とそうでない出血の一番の違いは下腹部痛?!>
私は毎日少量、時には大量の出血がありましたが、何事もなかった一番のポイントは、下腹部痛がまったくなかったという点だと思っています。流産や異所性妊娠で出血する場合は、生理痛のような下腹部痛を伴うと言いますので。
妊娠初期は、出血の量が一時的に多くても、下腹部痛を伴わなければ、緊急性の高い状況ではないと思われます。

出血がずっと続くと、少量なら問題ないとは言え、ナプキンやおりものシートを使い続けないといけないし、「本当に大丈夫かな?」と不安もあって精神的に苦痛ですよね…。
でも、そんな私も無事、妊娠6ヶ月目まで順調に妊娠を継続していますので、同じように出血で悩む人の気持ちが少しでも救われればと思います。
ただし、上の内容はあくまでも私の体験をもとに考えたことなので、出血が続くときや量が多かったときは、原因を知るためにも一度病院に相談することをおすすめします。

まとめ

妊娠初期は子宮内膜が柔らかく傷がつきやすいので、さまざまな要因やちょっとした刺激で出血してしまうことがよくあります。
出血をすると不安でパニックになってしまうこともあると思いますが、出血の量や色、下腹部痛の有無など症状をよく確かめて、冷静に病院を受診すべきか判断をしましょう。
病院に出向くべきか迷った場合は、とりあえず産婦人科に電話をして状況を伝えて相談をしてみるだけでも、安心できると思いますよ。
みなさんが妊娠初期のつらい出血を乗り越えて、無事、元気な赤ちゃんに会える日がくることを祈っています!

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