妊娠超初期・妊娠初期に気をつけること『食べ物編』妊娠がわかったら食事はこれに注意!

「妊娠したかもしれない?」と妊娠に気がつき始める妊娠超初期の時期、あるいは産婦人科に通い始める妊娠初期の時期。
お腹に赤ちゃんが宿った喜びにワクワクすると同時に、大切な命を守るために、気をつけるべきことがあれば知っておきたいですよね。

中でも特に、自分が口にする食べ物については、ダイレクトにお腹の赤ちゃんに影響を与えそうな気がするので、何を食べて良いのか悪いのか…気になる方も多いのではないでしょうか。

ということで今回は、気になる妊娠超初期・妊娠初期の食事について、「✖絶対食べてはいけないもの」「△食べ過ぎてはいけないもの」「〇食べたほうが良いものや食事のポイント」の3点に分けて紹介します!

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2018.01.19

妊娠超初期・妊娠初期に ✖ 絶対に食べてはいけないもの

妊娠すると食べ物にいろいろと制限が出てきそうですが、「絶対にNGなもの」というのは、実はそう多くありません。食べる量を調整すべきものは色々とありますが、ストップすべき食べ物は以下1点のみです。

お酒(アルコール類)

妊娠中に唯一、摂取してはいけないとされているのがお酒(アルコール類)です。
妊娠中にアルコールを摂取すると、「胎児性アルコール症候群」と言って胎児の低体重や顔面奇形、脳障害を引き起こす可能性があります。

妊娠中の飲酒は、妊娠初期、中期、後期いつでも影響がある可能性があり、また、少量の飲酒でも「胎児性アルコール症候群」になった例があります。よって、妊娠がわかったらすぐにお酒はやめるのが基本であり、厚生労働省のサイトでも妊婦の禁酒を呼びかけています。

妊娠超初期・妊娠初期に 食べ過ぎてはいけないもの

妊娠超初期、妊娠初期に、まったく食べてはいけないわけではありませんが、食べる量に気をつけなくてはいけない食べ物があります。
以下4つの食べ物については、食べ過ぎるとお腹の赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があることから、妊娠中は摂取量が制限されています。

カフェインを含む飲み物

妊娠中にカフェインを摂りすぎると、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとされています。カフェインは、コーヒーや紅茶の他にも、ココア、コーラ、エナジードリンクなど多くの飲料に含まれています。
世界保健機関(WHO)は、よりカフェイン含有率の高いコーヒーの場合、妊婦は一日に3~4杯までに制限をしたほうが良いとしています。

ビタミンAを含む食べ物

ビタミンAは、妊娠中の中でも特に、妊娠超初期~妊娠初期に注意が必要なものです。
妊娠3ヶ月以内の妊娠初期は、胎児が脳や脊髄、手足など体の重要器官を形成している時期です。この時期に
ビタミンAを過剰摂取すると、胎児の催奇形性
さいきけいせい
と言って、体の形体異常を起こす可能性があると言われています。
ビタミンAは、豚レバー、鶏レバー、ニンジン、ほうれん草などに多く含まれる栄養素で、一般的な日本人の食生活で不足することは少ないとされているので、毎日多量に食べることがないよう注意が必要です。

水銀を含む魚

妊娠中に、水銀を多く含む魚を過剰摂取すると、胎児の神経細胞の発達などに影響を及ぼす可能性があるとされています。
水銀を多く含む魚には、クロマグロ(本マグロ)、
メバチ(メバチマグロ)、キンメダイ、クロムツ、マカジキ、キダイ、マッコウクジラ、バンドウイルカなどがあります。これらの魚は、1度に大量に食べたり、毎日食べ続けたりすることがないように注意する必要があります。
以下に記載の厚生労働省のサイトでは、それぞれの魚を1週間にどの程度食べて良いかが、献立例とあわせて紹介されています。

リステリア菌食中毒になりうる食べ物

妊娠中にリステリア菌に感染すると、胎児の早産や流産、生まれた赤ちゃんの髄膜脳炎や敗血症など影響を及ぼす可能性があるとされています。
リステリア菌食中毒になりうる食品としては、ナチュラルチーズ(加熱殺菌していないもの)、生ハム、スモークサーモン、肉や魚のパテなどがあります。
リステリア菌食中毒は、加熱処理で予防することができます。しかし、生で食べる場合は、しっかりと冷蔵庫内で保存しても菌は増殖していきますので、賞味期限を守り衛生面に気をつけて食べる必要があります。

妊娠超初期・妊娠初期に 食べたほうが良いものや食事のポイント

妊娠超初期、妊娠初期に積極的に食べたほうが良いものや、食生活全般で意識すると良いことは何でしょうか。ポイントを3つ紹介します。

葉酸を食事やサプリメントから摂取する

妊娠超初期・妊娠初期にとって、葉酸はとても重要な栄養素です。葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクが高まることが明らかになっていますので、積極的に摂取する必要があります。

葉酸は、ほうれん草やアスパラガス、えだまめ、オクラ、春菊、ブロッコリー、あさつき、モロヘイヤ、アボカドなどの野菜の他、みかん、いよかん、柿、キウイフルーツ、バナナ、パパイアなどのフルールや、豆類、レバー、ウナギ、イクラ、生ウニ、ほたて貝などのなどにも多く含まれます。

ただし、葉酸は調理することによって損失しやすく、食事から摂り入れづらいとも言われています。したがって、厚生労働省では妊娠の可能性がある女性は食事からの葉酸摂取に加えて、サプリメント等から1日400μgの葉酸を摂取するよう通知を出しています。妊娠に気がついたら、食事とできればサプリメントも併用して葉酸を積極的に摂取することが重要です。

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できるだけ色々な食材をバランス良く食べる

妊娠中に健康な体を維持するためには、できるだけ色々な食材をバランス良く食べると良いでしょう。前の項目で紹介した、食べ過ぎると胎児に影響を及ぼす可能性のある食材についても、毎日偏った食事をせずに、バランス良い食生活を送っていれば、過剰摂取するリスクも軽減されます。

特に妊娠中は、貧血になりやすいため「鉄分」や、胎児の体作りのために「カルシウム」、便秘を防ぐために「食物繊維」を意識して摂ることができるとなお良いです。とは言え、その他ビタミンやミネラル、たんぱく質も、出産に向けた体作りにとって必要不可欠ですので、1日3食、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

つわりがつらい時期は、無理して食べずに水分補給をしっかり行う

妊娠初期の時期は、多くの女性がつわりを経験する時期です。早い人では妊娠超初期の妊娠3~4週目頃からつわりの症状を感じる人もいます。
つわりの症状や重さは人によってさまざまですが、食べられるものが限られたり、食べても嘔吐してしまったりなど、食事が十分にできなくなってしまう場合もあります。
そんなとき、「赤ちゃんに栄養を与えなきゃ!」と無理して食べる必要はありません。妊娠超初期・妊娠初期の段階では、胎児はまだ小さく、ママの食べたものではなく子宮内にある卵黄嚢という組織から栄養を得ているので、ママの栄養バランスが偏ることが赤ちゃんに直接影響を与えることはありません。

つわりがひどい時期は、栄養バランスはあまり気にしすぎずに、とにかく自分の食べられるものを食べられるときに食べることが重要です。あとは、脱水症状を起こさないよう水分補給をしっかりと行うことと、あまりにも何も食べられず体重減少が著しい場合は、ママが栄養失調に陥る可能性もあるので、はやめに産婦人科に相談をして、点滴で栄養を得るなどの対応をしてもらうようにしましょう。

まとめ

今回は、妊娠超初期・妊娠初期に気をつけること『食べ物編』ということで、食べてはいけないものや、食べ過ぎてはいけないもの、食事のポイントについて紹介しました。

妊娠初期は、まだ胎盤が完成していないため、胎児はママの食べたものから栄養を得ているわけではありません。つわりでつらい時期でもあるので、栄養バランスに過度に気を遣いすぎる必要はありません。
しかし妊娠初期は同時に、胎児の体の重要な器官を形成しているデリケートな時期でもあるので、ママが過剰に摂取することによって胎児の発育に悪影響を及ぼす恐れのある食材については、食べ過ぎることがないよう十分に注意しましょう。特に、アルコールは厳禁です。

約10ヶ月間続く長いマタニティライフを少しでも健康に過ごすためにも、妊娠超初期・妊娠初期の時期から食生活には気をつけることができると良いですね。

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