妊娠後期の便秘は出産に影響を与えることも?!妊娠後期の便秘の原因と、危険性について

こんにちは、ねむママです。
「妊婦さんの永遠の悩み…」とも言われる妊娠中の便秘について、妊娠初期あるいは妊娠中期から始まり、妊娠後期まで悩み続けている方も多いのではないでしょうか。

妊娠後期も、便秘になりがちな時期ではありますが、出産を控えたこの時期に便秘が深刻だと、出産時に良くない影響を与えることもあるそうです。

今回は、妊娠後期に特化した便秘が起きる原因と、深刻な便秘がお産やお腹の赤ちゃんに与えうる危険について、解説したいと思います。
なお、便秘の解消方法については、以下の妊娠初期、妊娠中期での便秘に関する記事内で詳しく紹介しています。

妊娠中期は便秘が始まりやすい時期?私はこれで便秘が解消!8つの便秘対策も紹介

2018.02.27

妊娠初期の便秘の原因はホルモン変化やつわりの影響?7つの解消法も紹介!

2018.02.26

妊娠後期に便秘が続く5つの原因 ~ 大きなお腹や、いきみづらいのも影響?!

いよいよ迫る出産に向けて体調を万全にしておきたい妊娠後期ですが、妊娠初期や妊娠中期同様に、便秘が改善せず苦しむ妊婦さんは多いと言います。
妊娠中に便秘が起きる原因はさまざまありますが、その中でも特に、妊娠後期にありがちな原因を中心に、便秘が起きる理由を5つ紹介します。

原因① お腹の赤ちゃんを気にしていきむのが怖いから

妊娠後期はお腹の赤ちゃんも成長して、特に臨月近くになると、いつ産まれてもおかしくない状況になります。
それだけ赤ちゃんが大きくなってくると、便を出そうと力を入れていきむ行為が「赤ちゃん苦しくないかな?」「赤ちゃんが出てきちゃったり?!」と、怖くて思うようにいきめなくなってしまう方が多くいます。

多少力を入れていきんでもお腹の赤ちゃんに影響はありませんが、なかなかいきめないことで、出産まで便が溜まってしまっているケースもあると言います。

原因② 出産を控えたストレスで自律神経が乱れるため

いよいよ出産が近づく妊娠後期は「無事に元気な赤ちゃんを産むことができるかな?」と心配になったり、産後の生活準備を整える中で「しっかり子育てができるだろうか」と不安になるなど、ストレスを感じやすい時期です。

体がストレスを感じると自律神経が乱れて胃腸の消化吸収機能も低下してしまいます。その結果、排便も上手くいかずに便秘が悪化してしまう場合もあります。

原因③ お腹が大きくなることで運動不足になりがちなため

妊娠中期の安定期は、比較的体調も良く運動を始める人が多くいますが、妊娠後期になると、体が重くなり動きづらくなることや、お腹が大きくなることによるさまざまな体のトラブルで、思ったよりも活動ができずに運動不足になってしまうことがあります。

運動不足になると、腸が排便するための蠕動運動も促進されないため、便秘が悪化する原因となってしまいます。

原因④ 子宮が大きくなり、且つ下がってくることで腸が圧迫されるため

妊娠中期頃から子宮はどんどん大きくなり、大きくなった子宮に腸が圧迫されることで腸の機能が低下して便秘になりやすくなります。

特に妊娠後期は子宮は一段と大きくなるため腸への圧迫も強くなります。
さらに、妊娠後期の臨月頃になると、出産に備えて子宮の位置がより下のほうに下がってきます。
すると、胃など上のほうにある臓器への圧迫は多少改善されるのですが、腸への圧迫はさらに強まることになり、便秘が悪化する妊婦さんも多いと言います。

原因⑤ 黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が最大限になるため

妊娠すると分泌量が増加する黄体ホルモン(プロゲステロン)には、腸の筋肉を弛緩させる働きや、体に水分をため込む効果があるため、腸が水分不足になり、活動が低下して便秘になりやすくなってしまいます。

この黄体ホルモン(プロゲステロン)は妊娠初期から増加を始めるため、妊娠初期や妊娠中期の便秘の原因にもなりますが、妊娠後期は黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が最大限に増える時期です。
よって、それまでの時期よりもさらに、腸内の水分不足や機能低下が進み、便秘になりやすくなってしまいます。

妊娠後期の深刻な便秘が出産で与える影響について ~ 便秘が原因の3つの危険

妊娠中、特に妊娠後期に便秘が深刻だと、お産のときに良くない影響を与えてしまうことがあると言います。
妊娠後期に起こりやすい便秘ではありますが、ひどい便秘を放っておくとどのような危険が考えられるのか、主なものを3つ紹介します。

危険① いぼ痔や切れ痔になり出産時に痛んだり悪化したりする

妊娠中に便秘が続くと、いぼ痔や切れ痔など「痔」になりやすくなってしまいます。
妊娠中は、腸の回りの血管が圧迫されて血行が悪く、また大きいお腹のため座っている時間も長いので

一度痔になるとなかなか治りづらいと言われています。

よって、痔が治らないまま出産が始まってしまうケースも多くあります。痔でも自然分娩はもちろん可能ですが、陣痛の痛みに加えて痔の痛みに苦しんでしまったり、痔の痛みのあまり思うようにいきめなかったりと、良くない影響が出る可能性はあります。

また、それまで痔じゃなくても、出産時にいきむことなどがきっかけで痔になってしまう妊婦さんも大変多いと言います。
よって、もともと痔がある場合は、出産を機に痔がさらに悪化し、産後もつらい思いをすることになってしまうかもしれません。

危険② 微弱陣痛になり出産がスムーズに進まないことがある

いよいよ出産!というときに、腸の中に尿や便がたまっていると「微弱陣痛」と言って陣痛が弱くなってしまう状態に陥ることがあります。
「微弱陣痛」になると、分娩に時間がかかってしまう場合が多いです。なかなか分娩が進行しない場合は、人工破膜と言って人工的に破水をさせたり、陣痛促進剤を使用して、分娩を進めることもあります。

危険③ 分娩時に排便してしまい赤ちゃんへの細菌感染リスクが生じる

便秘により出産時に腸内に便が溜まっていると、分娩時のいきみと一緒に便も排出されてしまうことがあります。
出産時に便が出てしまうことは、便秘ではなくても比較的良くあることのため、あまり心配しすぎる必要はありません。助産師さんも便の処理には慣れていますので、すぐにきれいに処理をしてくれるでしょう。
ただし、胎児と一緒に便も出てしまうことで、多少なりとも、胎児に便の細菌などが感染してしまうリスクが生じてしまうことは考えられます。

まとめ

妊娠後期は、お腹が大きくなりいきむのが怖くなってしまうことや、出産に向けて下がってきた子宮で腸が圧迫されることなどが原因で、それまでの時期よりも増して、便秘になりやすい条件がそろってしまいます。

しかし、出産時まで便秘の状態が続くと、微弱陣痛など分娩の進行の妨げになってしまうような危険性もあります。

無事に元気な赤ちゃんを産むことができるように、出産ぎりぎりまで生活習慣にはなるべく気をつけて、少しでも便秘の症状を緩和した状態で分娩に臨むことができると良いですね。
今回紹介しなかった便秘の解消方法については、以下の妊娠初期、妊娠中期での便秘に関する記事内で詳しく紹介していますので、よろしければ合わせてご確認ください♪

妊娠中期は便秘が始まりやすい時期?私はこれで便秘が解消!8つの便秘対策も紹介

2018.02.27

妊娠初期の便秘の原因はホルモン変化やつわりの影響?7つの解消法も紹介!

2018.02.26

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。