安定期なのに?!妊娠中期に胃痛や胃もたれがひどい原因と6つの対処法

つらいつわりの時期が終わってようやく念願の安定期と思ったら、これまでにはなかった胃痛や胃もたれに悩まされる妊婦さんは多くいます。

私ねむママもその一人で、特に慣れない安定期序盤は、毎日食後の胃痛と胃もたれで、妊娠初期よりも苦しい思いをしていました。

今回は、妊娠中期の時期にフォーカスして、胃痛や胃もたれが起きる原因と、その対処法を紹介したいと思います。

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妊娠中期に胃痛・胃もたれが起きる3つの原因 ~ 妊娠中期は胃のトラブルが起きやすい?!

妊娠中期と聞くと、安定期で妊娠中では一番過ごしやすいと言われる時期なので、さまざまなトラブルとは無縁なのかと思ってしまいますよね。でも、実はそんな妊娠中期は特に、胃痛や胃もたれなど、胃に関するトラブルが起きやすい時期なんです。
妊娠中期に胃痛や胃もたれが起きてしまう主な原因を3つ紹介します。

原因① 安定期に入り食欲が増し、胃腸の消化吸収が追い付かないため

妊娠中期の、いわゆる安定期と言われる時期になると、多くの妊婦さんがつらい吐き気や嘔吐などのつわりから開放されます。
つわりが終わると、それまで匂いが不快だったり気持ちが悪くて食べることができなかった食事がとても美味しく感じて、食欲が増したくさん食べられることに喜びを感じる妊婦さんもたくさんいます。

しかし、妊娠中はたとえ安定期とは言え、妊娠状態を継続させるためのプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモン分泌の増加により胃腸の消化吸収機能は低下しています。
よって、妊娠前のような感覚で一気にたくさんの量を食べると、胃腸の消化吸収が追い付かずに、食べ物が胃に残留して、胃痛や胃もたれを引き起こしてしまいます。
安定期になるとつい、妊娠初期の反動でたくさん食べてしまう妊婦さんが多いため、妊娠中期は胃痛や胃もたれが起きやすくなる時期でもあるんですね。

原因② 子宮が急速に大きくなることで胃が圧迫され、胃酸が逆流しやすくなるため

妊娠して胎児が成長するに伴い、子宮は少しずつ大きくなりますが、妊娠中期の時期はその成長スピードはより加速します。
特に妊娠中期序盤の妊娠5ヶ月から妊娠6ヶ月の間では、子宮底長(子宮の大きさ)は、平均15cmから平均21cmほどへと5cm以上も大きくなるため、急にお腹が大きくなることに慣れないことで、さまざまな体のトラブルを引き起こします。

そのトラブルの一つが、子宮が大きくなり胃が圧迫されることによる、消化不良や胃酸の逆流です。特に妊娠初期と比べて、食後に胸やけやお腹が張りやすい、げっぷが出やすいといった症状が出やすくなっている場合があります。
それらは、逆流性食道炎の症状の1つであり、逆流性食道炎とは胃酸が食道に逆流して食道の炎症を起こしてしまっている状態を言います。

妊娠中期は逆流性食道炎になりやすい時期ですので、胃痛や胃もたれに加えて、胸やけやげっぷ、お腹の張りなどの不快感が強い場合は、自分でできる食生活の改善などはもちろん、医師に胃酸の分泌を調整する薬を処方してもらっても良いでしょう。

原因③ 胃腸炎や胃潰瘍、妊娠高血圧症候群など疾患の影響による胃痛の可能性も

胃痛が起きるのは、単なる消化不良や胃酸の逆流以外に、胃腸炎や胃潰瘍、妊娠高血圧症群といった重大な疾患が原因の可能性もあります。

妊娠中期は、食事がおいしくなりいろいろなものを食べられるようになりますが、妊娠中は免疫力が低下しているため、生ものを食べることで起こる食中毒性の胃腸炎にかかりやすくなっています。
また、ホルモンバランスが変化することで妊娠前よりもストレスを感じやすくなっているので、ストレスによる胃潰瘍などの疾患にかかることも考えられます。

その他、妊娠中に高血圧になってしまう妊娠高血圧症群という疾患には、頭痛や倦怠感、胃痛を感じるという症状があります。

妊娠中期は安定期のため、妊婦健診の頻度も4週間に1回程度に減り医師の診察を受ける機会が少なくなってしまいます。よって、知らないうちにこうした重大な疾患にかかって胃痛を引き起こしているということも考えられますので、症状が重い場合は早めに病院に相談するなど注意も必要です。

妊娠中期の胃痛・胃もたれを防ぎ緩和するための対処法6選

せっかくの安定期を楽しく過ごすためにも、できるだけ胃痛や胃もたれは防ぎ、緩和したいですよね。胃痛や胃もたれの対処法として、特に妊娠中期にありがちな原因に対しておすすめの方法を6つ紹介します。

対処法① 食事はゆっくりと良く噛んで食べる

妊娠中に限ったことではありませんが、食事はゆっくりと良く噛んで食べることで、胃への負担や食べ過ぎを防止する効果があります。
妊娠中期は、たくさん食べたいけれども、食べ過ぎると胃がもたれてしまう…という妊婦さんが多い時期です。
そんなときは、なるべく良く噛んでゆっくりと食べることで、唾液がたくさん分泌されて胃の中の食べ物が消化しやすくなります。
また同時に、満腹中枢も刺激されるので、ついつい食べ過ぎてしまうことを防止する効果もありますよ。

対処法② 胃への刺激物を避けて消化に良いものを中心に食べる

胃の負担を軽減して、胃痛や胃もたれを防ぐためには、胃に刺激が強い食べ物は避けたほうが良いです。胃に刺激が強い食べ物としては、香辛料の強いものや、冷たいもの、脂っこいもの、カフェインが多く含まれるものなどが挙げられます。
反対に、やわらめのご飯や温かいうどん、野菜の煮物やヨーグルトなど、胃にやさしく胃の調子を整える食べ物を中心に食事をすると良いでしょう。

つわりでつらい妊娠初期は、何を食べるかにはこだわらなくて良いので、とにかく食べられるものを食べることが重要でした。
しかし妊娠中期は、妊婦さんが食べる物や摂取する栄養素が、赤ちゃんの成長にとって重要になってきますので、そういう意味でも妊娠初期よりも食べるものに注意することができると良いですね。

対処法③ 食事はなるべく少量ずつ数回に分けて食べる

これは、妊娠初期のつわりの対処法の1つでもありましたが、胃の負担を減らすためには、1回の食事の量を減らして、少量ずつ数回に分けて食べるのが効果的です。
妊娠中期は子宮がどんどん大きくなり胃の容量が狭くなっているので、胃が一度に消化することができる食べ物の量が減っています。
今後、妊娠後期に向けてさらに子宮が大きくなり胃が圧迫されることを考えても、今のうちに、1回の食事の量を減らして回数を増やす習慣をつけることができると良いのではないでしょうか。

対処法④ 食事中は水分を摂りすぎない

食事と一緒に水やお茶などを飲んで水分を摂りすぎると食べ物を消化するための胃酸が薄くなってしまいます。結果、食べ物が胃の中に長くとどまることで、胃痛や胃もたれを引き起こす原因となってしまいます。

食事中はなるべく水やお茶は飲まないようにし、食後30分~1時間程経ってからたっぷりと水分補給をすると胃腸の消化吸収に効果的です。

対処法⑤ 食後すぐに寝転んだり眠ったりしない

胃痛や胃もたれがあると、つい横になって休みたくなりますが、食後すぐに横になると胃酸が逆流する原因となり、また、眠ってしまうことで胃の消化機能も眠っている間は低下してしまいます。

食後に休むときは、座ってゆっくりとするか、なるべく上半身を高くした体制で横になって、30分~1時間は眠ってしまうことがないように休むようにしましょう。

対処法⑥ 寝るときは上半身を少し高くする

胃痛や胃もたれがあるとき、あるいは、夜寝る間際1時間~1時間半以内に食事をしてしまったときは、上半身の下にタオルやクッションを置いて上半身を少し高くして眠ると良いです。
上半身を少し高くすることで、胃酸が逆流することを防ぎ、胃の中の食べ物が消化吸収される働きを助けることができます。

まとめ

妊娠中期は、妊婦さんが過ごしやすい安定期と言われる時期ですが、意外にも今回紹介したような原因で、胃のトラブルは起きやすい時期でもあります。

私ねむママも、妊娠中期に入ったばかりの妊娠5ヶ月目は、そんなに食べ過ぎていないつもりでも、常に食後は胃痛や胃もたれで苦しくなっていました。
しかし、今回紹介した6つの対処法を日常的に実践することで、胃にやさしい生活に慣れてきたのか、妊娠6ヶ月目の今では、お腹はますます大きくなっていますが、胃痛や胃もたれを感じることは少なくなりました。

妊娠後期に向けて、どんどん大きくなるお腹と上手く生活していくためにも、今のうちに胃にやさしい食習慣を身につけておけると良いですね。

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