うつ病率約10%?!妊娠中の憂うつ・イライラの症状と原因、私の体験談も

こんにちは、ねむママです。
妊娠中は、赤ちゃんがお腹で成長する幸せをいっぱい感じられる時間のようですが、実は、憂うつな気分やイライラに悩まされたり、うつ病を発症してしまう人もも多い時期と言われています。

現在妊娠7ヶ月目のねむママも、妊娠4~5ヶ月頃から、「あれ、なんかいつもとメンタルが違うな…暗くなったりイライラしやすくなってる?」と、妊娠前と比べて自分の考え方や心の持ちようが変化していることに気がつき、今も戸惑い続けている日々です。。

よって今回は、なんでこんな憂うつな気分になってしまうんだろう…ということを知り対策を考えるために、妊娠中の憂うつやイライラの症状や原因について詳しく調べてみました。私の体験談もあわせて紹介します。

妊娠中のストレスがお腹の赤ちゃんに与える影響は?私のおすすめ9つのストレス解消方法を紹介!

2018.03.20

妊娠中の憂うつ・イライラにはこんな症状がある!

妊娠中の憂うつやイライラには、具体的にどんな症状があるのでしょうか。
妊娠する前はそんなことなかったのに、妊娠して以来、以下のような症状を感じている場合、それは妊娠の影響による憂うつ・イライラの症状の一つかもしれません。

妊娠中の憂うつ・イライラの症状例
●明るい気分になることが減った
●気分が落ち込んでばかりいる
●夫や家族のささいな言動でイライラする
●涙もろく泣いてばかりいる
●上手くいかなかったときの落ち込みが激しい
●今後について希望より不安ばかり感じる
●常にやるべきことに追われている感じがする
●疲れや倦怠感を感じる
●物事へのやる気が出ない
●集中力が低下しミスが増える
●食欲がない、あるいは食べ過ぎる
●夜眠ることができない  など

この他にも、人によってさまざまな症状が考えられるでしょう。
こうした症状は、妊娠によるホルモンバランスや体調変化など、さまざまな原因で起こりうるため、ある程度は仕方がないことと言えます。
しかし、症状が深刻な場合は「妊娠うつ」と言って、妊娠中にうつ病が発生している可能性もありますので、注意が必要です。
妊娠中のうつ病については次の項目で詳しく解説します。

妊娠中のうつ病発症率は約10%!?うつ病の症状とセルフチェックリスト

妊娠中は、体の変化や周囲の環境変化も著しいため、女性がうつ病にかかりやすい時期と言われています。
ある海外の研究結果*1によると、妊娠中のうつ病有病率は6.5%~12.9%ということで、おおよそ10人に1人が、妊娠中にうつ病を発症している期間があるということです。
(*1 Gavin, N.I. et al. : Obstet Gynecol. 106, 1071-1083, 2005)

そんなことを言われると「え、私ももしかしてうつ病かも?!」と思ってしまいますよね。
心配な方は、以下のサイトにある『エジンバラ産後うつ質問票(EPDS)』を試してみると良いかもしれません。
エジンバラ産後うつ質問票はイギリスで開発されたもので、日本でも産後の1ヶ月健診や助産師による新生児訪問などで産後うつを発見するために使用されています。
産後うつのチェックリストではありますが、チェック項目は妊娠中でも答えることができる内容ですので、自分の精神状態を知るのに役立つ内容だと思いますよ。

『エジンバラ産後うつ質問票(EPDS)』はこちら
(特定非営利活動法人 きずなメール・プロジェクト 様のHPにリンクしています。) 

私もやってみたところ、30点満点中9点以上だと産後うつの可能性が高いというところ、結果は14点でした…「できるだけ早めに専門医に診てもらいましょう」とのことです。ガーン!( ;∀;)

個人的にこのチェックをしてみて良かったのは、「ああ、こういう考え方がうつ病に近づく考え方なんだな」と、自分がどんな点でマイナスな考え方をしがちがったのかや、今後考え方をどう改めたら良いのかのヒントになったところです。
『物事を楽しみにして待った。』『物事がうまくいかなかった時、自分を不必要に責めた。』などは、妊娠前ならできていた(楽しみにして待っていた/自分を責めなかった)のに、妊娠後の今は少し変わってしまっている(今までより楽しみ度が小さい/自分を責めている)なあということに気がつく良い機会になりました。

皆さんも実際にやってみて、自分の精神状態を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
やってみて点数が高かった方や、点数が高くなくても不安な方、また症状が頭痛や食欲不振など体の不調にも出ている方などは、専門医の診察を受けたり、妊婦健診のタイミングで助産師さんなどに相談をしてみても良いと思いますよ。

妊娠中の憂うつ・イライラの理由は?ホルモンバランスや環境変化など妊娠中は原因がたくさんある!

妊娠中は憂うつやイライラが起きやすいと言いますが、その理由は何なのでしょうか。
妊娠中に憂うつな気分になったりイライラしやすくなってしまう原因を「身体的原因」と「心理的原因」に分けて考えてみます。

妊娠中の憂うつ・イライラの「身体的原因」

まず、妊娠に伴う身体的変化による憂うつ・イライラの原因を2つ紹介します。

ホルモンバランスの急激な変化・乱れで精神的に不安定になるため

妊娠すると、妊娠前と比べて女性ホルモンの状態・バランスが大きく変化します。ホルモンバランスが急激に変化すると心身のコントロールが難しくなるため、ストレスや精神的な不安を感じやすくなってしまいます。

特に、妊娠中は黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンの分泌量がどんどん増加し続けます。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は、妊娠の継続にとって欠かせない重要なホルモンですが、分泌量が増えるとイライラしたり落ち込んだりなど精神状態が不安定になりやすくなります。
非妊娠時、生理前にもこの黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えることで、PMS(月経前症候群)の症状としてイライラや気分の落ち込みなどに悩まされる方も多くいます。

妊娠中は、生理前の時期以上にホルモンバランスが変化し乱れるため、非常に精神的に不安定になりやすくなっています。

つわり・体重増加・貧血・便秘などの体調変化にストレスを感じるため

妊娠中は、妊娠初期ならつわり、妊娠中期~後期なら体重の急激な増加や貧血、便秘など体にさまざまな変化が起こりやすくなっています。
妊娠中に起きやすい体の不調を、妊娠時期別に簡単に列挙してみます。

<妊娠初期>
嘔吐、吐き気、食欲不振、眠気、倦怠感、頭痛など(主につわりの症状)
<妊娠中期>
体重増加、貧血、便秘、腰痛、胃痛、胃もたれ、腹痛(お腹の張り)、動悸など
<妊娠後期>
腹痛(お腹の張りや前駆陣痛)、むくみ、動悸、胃痛、胃もたれ、眠気、体重増加、貧血、便秘、下痢、腰痛など

ざっと挙げただけでも、起こりやすい体の不調がこんなにも考えられます!
その他、妊娠中全期間を通して、白髪や抜け毛が増える、シミが増える、体毛が増える、お腹やおしり回りに脂肪がつきやすくなる、妊娠線ができると言った、女性として悲しくなる体の変化も起きやすくなっています…。
妊娠中はこうした体調の変化・不調に日々対応しなくてはいけないことで、自分でも知らないうちに心身にストレスがかかっていることが考えられます。

妊娠中の憂うつ・イライラの「心理的原因」

次に、妊娠に伴う心理的変化による憂うつ・イライラの原因を2つ紹介します。

今まで簡単にできていたことが、できなくなってしまうため

妊娠すると、今まではしっかりとこなせていた家事や仕事が思うように出来なくなってしまったり、失敗が多くなってしまったりすることがあります。
これは、上の身体的原因で挙げたホルモンバランスの変化や、さまざまな体調不良、お腹が大きくなることで動きづらくなってしまうことなどが原因です。

仕方がないことではあるのですが、今まではちゃんとできていた家事ができなくなってしまったり、大きいお腹を抱えて行動することで想像以上に時間がかかってしまうことで、落ち込んだり自己嫌悪に陥ってしまうことがあります。

これから始まる出産・育児への不安がつのるため

妊娠することは、新しい命を授かったとても素晴らしいことではありますが、同時に将来に対するさまざまな不安も生み出します。

「無事に元気な赤ちゃんを産むことができるだろうか」という出産への不安や、「良い母親になれるかな」「産後ちゃんと仕事復帰できるかな」など産後の育児や生活への不安など、人生の転換期であるため、不安を作る要素もとても多いのです。

そうしたさまざまな不安・悩みを抱え込むことで、憂うつになってしまったり、イライラしやすくなってしまいます。

妊娠中の憂うつ・イライラ私の体験談

妊娠7ヶ月目の私ねむママも、妊娠して以来、今までよりも落ち込みやすくなっているなーと感じることが多々あります。
自分なりに、妊娠による憂うつ・イライラが起きている主な4パターンを分析してみました。
同じ妊婦さんなら、「あー私もあるある!」と思ってもらえる部分があるかもしれません。

①何事も「まあいいか」で済ませられない!お気楽な私はどこへ?

妊娠前までは、ちょっとくらい失敗したり予定通りにいかなくても「まあいいや」とお気楽に思える性格でした。
しかし、妊娠して以来、ちょっと家事で手抜きやミスをすると「何やってるんだろー」度に反省してしまうことが増えました。

お気楽な自分がどこかに行ってしまった原因として自分で思うのは、一つは、妊娠してから保育のパートのお仕事をやめて無職になってしまったという環境変化です。
仕事をしていた頃は、「疲れたらたまには休めば良いやー」と気楽に思っていましたが、何もしていない今は、「家事くらいふつうにしないと」「妊婦でも働いている人や子育てしている人はたくさんいるのに…」とマイナスに考えてしまうのです。

そしてもう一つの原因は、自分の失態が自分の身だけに影響するなら良いですが、お腹の赤ちゃんに影響してしまうことへのプレッシャーが強いことです。
妊娠前は、たまに食べ過ぎたり不摂生をしても「またやっちゃったー(*ノωノ)」くらいだったのが、妊娠中のそうした行動は、体重増加や高血糖、高血圧などさまざまなトラブルにつながります。
そして、それらのトラブルが赤ちゃんの発育にまで悪影響を及ぼしてしまうと思うと、「まあいいか、じゃないー!」と憂うつな気分になってしまいます。

②両親のちょっとした干渉にイライラしてしまう!

妊娠するとイライラが増える、というのも良く聞きますよね。
私はイライラよりも憂うつが強いタイプなのですが、唯一、実家の両親と接するとことがあるとイライラを感じることが多くなってしまいました。

両親としては、初めての孫が楽しみで、そして私の体調を気遣って、連絡をしたり何か手伝おうとしてくれるのですが、妊娠してからの私は、もはや思春期や反抗期の子どものように(笑)、「放っておいて」モードになっています。
とは言え、もともとそんなに頻繁に連絡をとっておらず、妊娠中も月に1度くらい「元気?~~」と連絡がくるくらいなのですが。。
そのわずかなやりとりだけで、イライラしてしまうことがあるのは、「なんで?ホルモンバランスのせい?」自分でも不思議に思うほどです。
思春期になると子どもが反抗するのは、急激な体の成長に伴いホルモンバランスが乱れるせいもあるようなので、本当に思春期・反抗期の再来かもしれませんね…笑(^^;)

③体調管理(主に体重管理)がとにかく大変でつらい!

私の妊娠中の憂うつやイライラは、妊娠初期よりも妊娠中期になってから強く出てきました。
一般的には、妊娠初期のほうが、つわりのつらさなどで憂うつやイライラが起きやすく、妊娠中期で安定期になると落ち着く場合が多いようです。
私の場合、つわりがそこまで酷くなかった分、妊娠中期に入った頃からのさまざまな体調のトラブル(特に体重の増加)がストレスの引き金になってしまいました。

体重については、1ヶ月で1kg以内・2kg以内など、その人の体質や産院によって基準が決められると思いますが、その範囲内に体重をとどめるのがこんなにも大変なことだったとは!と、日々増える体重に衝撃を受け、そして落ち込んでしまいます。
妊娠中期の時期は、体重管理でメンタルをやられる人は多いみたいですね。

体重の他にも、妊娠中期頃から貧血や便秘、胃痛、高血糖など次から次へとトラブルが起きるので、そうしたラブルに対処して体調を何とか維持しようとするのにストレスを感じてしまっているんだろうなと思います。

④赤ちゃんへ悪影響なことが発覚したときの落ち込みがすごい!

妊娠してからというもの「心配性な親にはなりたくないなー」と思っていたので、妊娠初期のまだ胎動がない時期も、赤ちゃんの成長を過度に心配して不安になるということは、あまりありませんでした。
しかし、「自分のせいで子どもを傷つけてしまうことは絶対にしたくない」という思いがあり、妊娠中期になり、体重増加や高血糖が赤ちゃんの発育に悪影響と知ったとき、ガーンと落ち込んでしまいました…!

妊婦さんなら誰でもそうだと思いますが、お腹の赤ちゃんを自分のせいで苦しめるようなことはしたくないですよね。
最近は、体重が急激に増えていたり、妊婦健診で何か数値が引っ掛かってしまう度に、「もう自分が太ったり体調が悪くなるのは良いから、お腹の赤ちゃんだけは無事で産ませてー!」と頭を掻きむしって落ち込むこと多々ありです(-_-;)。

まとめ

妊娠中の憂うつやイライラは、ホルモンバランスなど体のさまざまな変化や、生活環境が変化することで、多くの人が感じやすいようですね。
私も、自分の体験談をつづってみたことで、妊娠してからの自分が何が原因でどう変化したのかを、改めて知ることができました。

以下の記事では、そうした憂うつやイライラなどストレスが募ることがお腹の赤ちゃんにどう影響するのかということ、そして、ストレスを解消するための方法について考えています。
気になる方は是非あわせて確認してみてください。

妊娠中のストレスがお腹の赤ちゃんに与える影響は?私のおすすめ9つのストレス解消方法を紹介!

2018.03.20

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。