学資保険は必要?不要?学資保険の種類とメリット・デメリットを徹底調査してみた!【妊娠中から考える保険のこと①】

こんにちは、ねむママです。
妊娠中期も今週で最後、そろそろ妊娠後期に入ると思うと、お腹の赤ちゃんが生まれた後のことをよりリアルに考えるようになってきました。

そうなると気になってくるのが、子どもの教育費のこと。
子どもの教育費を貯めるためには、とりあえず「学資保険」に入っておけば良いって聞いたことがあるけれど、本当に学資保険って必要なんでしょうか。
他に教育費を貯める方法ってあるんじゃないのかな?そう思って今回、学資保険の必要性について自分なりに調べて考えてみることにしました。

学資保険は、妊娠中から加入できるということなので、産後バタバタする前に、学資保険の仕組みや種類を理解し、メリット&デメリットを考慮して加入すべきかどうか考えてみます!

学資保険に入るならどのプランが良い?返戻率重視で考えてみた!2018年ver【妊娠中から考える保険のこと②】

2018.04.01

学資保険ってそもそも何?学資保険の仕組みと種類について

子どもができたらとりあえず学資保険でお金を貯めたら良いのかな?となんとなく思っていても、そもそも学資保険の仕組みや種類をイマイチ理解していない方も多いと思います。私もそうです。
そこでまずは、基本的な学資保険の仕組みと、いくつかの種類についてまとめてみることにします。

学資保険の仕組み

学資保険とは、子どもの教育資金を確保することを目的とした保険のことで、毎月・毎年など決まったタイミングで、一定の保険料を振り込むことで、満期や決まった時期になると、給付金を受け取ることができます。

例えば、子どもの教育費が一番かかるのが大学進学時と言われているので、子どもが18歳になる年を満期にして、子どもが生まれてすぐから18年間、毎月1万円の保険料を払い込む設定にしたとします。
すると、1万円×1年(12ヶ月)×18年=216万円を満期までに払い込むことになります。

そして、子どもが18歳になる満期になると、この【216万円×返戻率分】の給付金を受け取ることができます。
返戻率は、学資保険の種類によって100%を超える(給付金が216万円以上になる)ものから、100%を割る(給付金が216万円以下になる)ものまであります。
これらの違いの原因となる学資保険の種類について、次の項目で説明します。

学資保険の主な種類

学資保険には主にどのような種類があるのでしょうか。
色々と調べたところ、一般的な学資保険を大きく分けると、①保障の有無と、②保険金の受取方、③満期金の受取方 という3つのポイントで、それぞれ2種類ずつ分類されるようです。

種類分け① 保障の有無「貯蓄型」か「保障型か」

学資保険はまず、教育資金の積み立てに重点を置いたシンプルな「貯蓄型」と、死亡保障や医療保障など万が一のときのための保障がついた「保障型」の大きく2種類に分けられます。
貯蓄型、保障型のポイントをそれぞれ以下にまとめてみます。

<貯蓄型学資保険のポイント>
①返戻率が100%を超えるものがほとんど。
②契約者(親)が死亡した場合、以降の保険料支払いは免除になるが、満期金・祝金は予定通り受け取ることができる。
③子どもの医療保障や死亡保障など、保障はつかない。

<保障型学資保険のポイント>
①返戻率が100%を切るものがほとんど。
②契約者(親)が死亡した場合、保険料の支払い免除に加えて、死亡後、毎年一定の金額が受け取れる「育英年金」がついているものが多い。
③子どもの医療保障や死亡保障など、保障がつく。

近年は、子どもの医療保障や死亡保障はあまり必要ないと考え、返戻率が100%を超えるという理由で貯蓄型のほうが人気が高いようです。

②で触れた契約者(親)の死亡時についてですが、ほとんどの学資保険には、「保険料払込免除制度」がついています。これは、契約者(親)が万が一死亡した場合、その後保険料を支払わなくても、満期になると予定通りの金額を受け取ることができるという制度です。
この保険料払込免除制度は貯蓄型の学資保険にもついているので、貯蓄型であっても将来の教育資金の保障という意味では、学資保険と名がつくだけあって、ある程度の保障があるということですね。

ただし学資保険の場合、保険金を受け取ることができるのはあくまでも満期時になりますので、契約者(親)が死亡した後の日々の生活の保障にはなりません。
契約者(親)が死亡した後の日々の生活費などの保障をつけたい場合は、「保障型」の学資保険の②で触れたように、育英年金」がついている保障型の学資保険を選ぶか、あるいは、一般的な生命保険などに加入をしておく方法もあるでしょう。

種類分け② 保険金の受取方「満期金のみ型」か「満期金+祝金型」か

学資保険には、支払った保険料に対する保険金を、満期時の「満期金のみ」が受け取れるタイプと、「満期金+祝金」として受け取れるタイプがあります。

祝金とは、満期時以外のタイミング、例えば小学校入学時、中学校入学時、高校入学時などに、支払った保険料の一部を少しずつ保険金として受け取ることができるものです。
祝金を受け取ることができるタイミングは、学資保険の商品の種類で異なります。

「満期金のみ型」と「満期金+祝金型」のポイントをそれぞれ以下にまとめてみます。

<満期金のみ型の学資保険のポイント>
①一番教育費用がかかる大学入学時(満期)に、しっかりと資金を確保できる。
②満期までの教育費用は、学資保険ではなく別で用意する必要がある。
③返戻率が満期金+祝金タイプよりも高くなる。

<満期金+祝金型の学資保険のポイント>
①祝金を途中で受け取る分、満期金の金額は少なくなる。

②満期前に教育資金が必要になった場合も、途中でもらえる祝金で賄うことができる。
③返戻率は満期金のみタイプよりも低くなるが、祝金の据え置き制度※1を使えば、銀行よりも高い金利で祝金を預けて置ける可能性がある。
(※1 祝金据え置き制度とは、祝金を受け取らずに保険会社に預けておける制度です。据え置かれた祝金には、各保険会社で設定された利率で利息がつくため、金利によっては銀行よりも高い利率で預けておくことができます。)

上のポイントからわかる通り、「満期金のみ型」を選ぶか「満期金+祝金型」を選ぶかは、まずは自分が教育資金を受け取りたいタイミングで選ぶと良いでしょう。

あるいは、祝金は上の※1で説明した通りすぐに使用しない場合、受け取りを据え置くことができます。
よって、祝金を満期まで据え置く前提で、より高い金利で祝金を預けておくことを目的として「満期金+祝金型」を選ぶという選択肢もあります。
ただしこの場合、「満期金のみ型」のほうがそもそも返戻率は高くなるため、祝金を据え置くのとどちらが得かどうかは、祝金が支払われる年の金利がどうであるかによって異なります。
将来の金利がどうなるかはわかりませんので、どちらが得するかは自分で将来の金利を予測して判断するしかなさそうですね。

種類分け③ 満期金の受取方「満期金一括受取型」か「学資年金型」か

学資保険には、満期金をまとめて全額受け取ることができる「満期金一括受取型」と、満期金をその後数年間で分割して受け取ることができる「学資年金型」があります。
学資年金型の場合、例えば満期を大学入学時に設定し、大学入学時に満期金の一部を、その後大学2年時、3年時、4年時にも分割して満期金を受け取ると言ったことが可能になります。

「満期金一括受取型」と「学資年金型」のポイントをそれぞれ以下にまとめてみます。

<満期金一括受取型の学資保険のポイント>
①一括で受け取った満期金を、大学教育資金以外に先に使い込んでしまう可能性がある。
②給付金が「一時所得」の扱いになるため、一時所得で50万円以上の利益が出ていると、課税対象になる。

<学資年金型の学資保険のポイント>
①大学の教育資金を在学中の4年間少しずつ受け取るので、他のことに使い込んでしまう心配が少ない。
②給付金から得た利益が「雑所得」の扱いになるため、受け取るごとに毎年課税対象になる。(ただし一般の会社員の場合、雑所得が20万円以内であれば課税対象とならない。)

満期金一括受取型か学資年金型かを考えるには、まずは満期金を一括で受け取りたいか、毎年分割して受け取りたいかという基本的なことに加えて、②で挙げた税金面で違いを知る必要があります。
ただし、一般の会社員が200万円~300万円程度の通常の学資保険をかけている場合は、満期金一括受取型、学資年金型いずれの場合でも税金がかからないことがほとんどのようです。

と言うのも、まず満期金一括受取型の場合、給付金は「一時所得」に分類され、この一時所得で得た利益が50万円を超えると課税されますが、利益が50万円を超えるのは例えば以下の場合です。

返戻率110%の学資保険で、総額500万円を払い込み、500万円×110%=550万円の満期金を受け取る場合。
満期金550万円-支払い保険料総額500万円=利益50万円
学資保険をこれだけ高額に払い込むケースはなかなか少ないでしょう。
ただし念のため、満期金一括受取型の場合は、契約時に満期時の利益が50万円を超えないかは確認しておいたほうが良さそうです。
(※満期金以外に一時所得があり、一時所得の合計が50万円を超える場合も課税対象となるので注意。)

次に学資年金型の場合ですが、この場合受け取る給付金から得た利益が「雑所得」の扱いとなり、雑所得は契約者が自営業をしている方の場合、少額でも課税対象になります。
ただし、契約者が会社員など一般的な給与所得者の場合は、雑所得の合計が20万円以内であれば確定申告が不要なので、多額の学資年金を得ていない限り結果的に課税されないことになります。
(※学資年金以外にも雑所得があり、雑所得の合計が20万円を超える場合は給与所得者であっても課税対象となるので注意。)

学資保険は必要?不要?学資保険のメリット&デメリット

学資保険の基本的な仕組みや種類がわかりました。
それではいよいよ本題、学資保険が必要か不要かを考えるために、メリットとデメリットを整理してみたいと思います。

学資保険3つのメリット

①親が死亡した場合、その後の保険料を支払わなくても満期金を受け取ることができる。

多くの学資保険は、支払い期間の途中で契約者(親)が死亡した場合、その後の保険金支払いが免除になる「保険料払込免除制度」の対象となっています。
よって、万が一、契約者である親が死亡してしまった場合、その後の保険料を支払わなくても満期金として教育資金を受け取ることができる保障性があります。

②貯蓄型で返戻率の高い商品であれば、銀行の定期預金よりも高利率で貯蓄ができる。

貯蓄型で返戻率が高い商品だと、返戻率が105~110%程の商品が多くあります。
2018年3月現在の銀行の定期預金の金利は、5年もので0.017%です。(参考:日本銀行HP
よって、現在の金利の場合、将来の教育資金を銀行に長期間預けておくくらいであれば、学資保険として貯蓄したほうが得だと考えられます。

③生命保険料控除の対処となるので、毎年の年末調整でお金が一部戻ってくる。

学資保険は、親の死亡時の保険の面を持つため、生命保険料控除の対象となります。
よって、毎年の年末調整の際に支払ったお金の一部が戻ってきます。例え数千円でも18年間積み重なればかなりの金額になるため、ただ貯蓄するよりは得と言えるでしょう。

学資保険3つのデメリット

①中途解約すると元本割れしてしまうことがある=中途解約しづらい。

学資保険を満期前に解約すると、解約返戻金を受け取ることができますが、解約返戻金がそれまでに支払った保険料の総額よりも低い金額になってしまう元本割れを起こすことがあります。
商品にもよりますが、契約期間がおおよそ10年前後はないと、元本割れを起こす可能性が高いと考えられます。
よって、何らかの理由で保険料を払い続けることができなくなってしまった場合や、まとまった金額が必要なため解約をしたくなった場合に、中途解約がしづらいのが学資保険の特性と言えます。

②長期で資金が固定されてしまい、他の高金利商品や投資に資金を回すことができない。

学資保険は、長期金利固定型商品です。
例えば、返戻率105%の学資保険に契約したとして、その後、世の中の金利が良くなって返戻率120%前後の商品が主流になったとしても、学資保険は最初に契約した105%の返戻率のまま変化しません。
解約して別の保険商品を契約しようとしても、上の①に記載の通り中途解約では元本割れをするリスクを負わなくてはいけません。

また、株式投資や投資信託など、その他の金融商品に資金を回したくなった場合も同様で、資金の流動性が低が学資保険の大きなデメリットと考えられます。

③保険会社が破綻してしまった場合、給付金が全額補償されない可能性がある。

学資保険を契約している保険会社が万が一破綻してしまった場合、生命保険契約者保護機構によって、支払った保険料の90%は保護される仕組みになっています。
しかし、残りの10%は補償されない可能性があります。
万が一のことではありますが、保険会社の経営の健全性は常に気にかけておいたほうが良いでしょう。

【私の結論】学資保険に入るべきかどうか。加入するなら妊娠中が良いの?

学資保険の仕組みやメリット・デメリットを調べてみた結果、私としては以下の結論に達しました。

『学資保険+その他の金融商品を組み合わせて、子どもの将来の教育資金を貯蓄する!』

つまり、学資保険に入るか入らないかで言えば、入るという結論になりました。
この記事を書き始める前は、「学資保険よりもその他の金融商品のほうが固定されないし増やせる余地も大きいから、学資保険はいらないかな」と思っていたので、自分でもびっくりの結論!
もちろん、投資などによる資金運用に自信がある方なら、それだけに絞って資金を運用したほうが効率は良いと思います。
しかし私の場合はそこまで自信がないので、上の項目のメリットで挙げた、①親の死亡保障があるということと、②銀行に預けておくよりはマシ(今の金利のままなら)という2点から考えて、「高リスク・高リターンの金融商品だけじゃなくて、安全策として学資保険も入っておこうかな」という考えになりました。

そもそも、学資保険に加入している人の平均的な満期金は200~300万円ですが、それだけでは4年制大学の学費や下宿費はまかなえないですよね。。
※私立文系の場合、4年間の教育費は自宅通いで約684万円下宿だと約954万円らしいです!!(参考:公益社団法人 生命保険文化センター「大学生にかかる教育費はどれくらい?」

よって、学資保険に入りつつも、その他の金融商品をミックスさせて貯蓄を増やしていくというのは当然必要なことなのかもしれませんね。

妊娠中から学資保険に加入するメリット

最後に、学資保険の加入時期について考えてみます。
学資保険は、一番早くて妊娠中の出産予定日140日前から加入することができます。
私も当初、なんとなく「学資保険は妊娠6ヶ月頃から入れる」という情報だけ頭に入れていて、その頃になってから詳しく調べてみようと考えていました。
学資保険に妊娠中から加入するメリットとしては、以下3つが考えられます。

① 出産後バタバタする前に、じっくり必要性や商品を検討することができる。
② 出産前に契約者(例えば夫)が死亡した場合も、保険料払込免除制度は適応になる。(考えたくもないことですが…)
③ そもそも学資保険は、早く加入すればその分、毎回の保険料の負担を減らすことができる。

妊娠中のほうがゆっくり検討できるのは確かにそうだな、と思います。
学資保険を検討している妊婦さんがいらっしゃれば是非、今のうちに色々と情報収集して、必要性や自分にあった保険を選んでおくことをおすすめします。(私も現在そうしています!)

学資保険に入るならどのプランが良い?返戻率重視で考えてみた!2018年ver【妊娠中から考える保険のこと②】

2018.04.01

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