赤ちゃんが一番かわいい時期はいつだろう。そもそも赤ちゃんってどうしてこんなにかわいいの?

こんにちは。かわいい赤ちゃんが大好きで保育のお仕事にも就いてしまったねむママです。
保育士・ベビーシッターとして勤務していた経験から感じたこと・考えたことをもとに、子育てや赤ちゃん、子どもについての気になることを紹介します。

それにしても、赤ちゃんってかわいいですよね。赤ちゃんであれば、自分の子であろう知らない人の子であろうと、かわいくてつい頬が緩み、目で追ってしまいます。
実は、人が赤ちゃんを「かわいい」と感じるのには、心理学的に証明された根拠があったのです!

今回はそんな、赤ちゃんが「かわいい」理由についてと、赤ちゃんが一番かわいい時期っていつなんだろうということについて調査し考察してみます。

赤ちゃんがかわいいのはなぜ?赤ちゃんの生き延びる力と人の本能に秘密がある!

赤ちゃんを見ると、大抵の大人は「かわいい~」と目を細めて癒されてしまいます。このように、大人が赤ちゃんを見て「かわいい」と感じるのには、それなりの理由があります。心理学的な視点で証明された赤ちゃんがかわいい理由についてご紹介します。

赤ちゃんが生まれつき持つかわいい要素を「ベビー・スキーマ」と言う

オーストリア出身の動物行動科学者コンラート・ローレンツ(”刷り込み”の研究者としても有名)は、赤ちゃんが生まれつき持つ容姿のかわいい要素を「ベビー・スキーマ」と名付けました。以下にその「ベビー・スキーマ」の特徴を列挙します。

【ベビー・スキーマの特徴】
・体よりも頭が大きい
・おでこが大きく出っ張っている
・頬がふっくらしている
・大きくて丸い目をもつ
・目は顔の低い位置にある
・体つきがふっくらしている
・手足が短い
・動きがたどたどしくぎこちない

ローレンツによると、人がこの「ベビー・スキーマ」の特徴を見ると、本能的に「かわいい」と感じてほほえんだり、手を差し伸べたくなってしまうということです。

赤ちゃんはなぜかわいいのか。赤ちゃんが「ベビー・スキーマ」の特徴を持つ理由

ではなぜ赤ちゃんは、「ベビー・スキーマ」の特徴を持って生まれてくるのでしょうか。それは、未熟な赤ちゃんが、「かわいい」と思われることによって大人の注目を得て、大人から保護してもらうために生まれつき備わっている素質だと言われています。

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分でミルクを飲むことも、動いて危険を回避することもできない、とても未熟な状態です。周囲の大人にお世話をしてもらうことで、はじめて生き延びることができます。そんな赤ちゃんの「ベビー・スキーマ」の特徴は、大人が本来持っている母性本能や庇護欲を刺激し、それによって赤ちゃんは「かわいい」と大切に守られ、育ててもらうことができるのです。

かわいいのは人間の赤ちゃんだけじゃない!動物の赤ちゃんにも当てはまる「ベビー・スキーマ」

ローレンツの提唱するこの「ベビー・スキーマ」の特徴は、人間の赤ちゃんだけでなく、犬やライオン、トリなど多くの動物の赤ちゃんにも共通して当てはまると言われています。たしかに、生まれたばかりの子犬やライオンの赤ちゃんがよちよち歩いている姿って、とってもかわいいですよね。

例えば、パンダの赤ちゃんを思い浮かべてみてください。
パンダの赤ちゃんも、人間の赤ちゃんのように、生まれてしばらくは目も見えずに鳴いてばかりですが、生後3ヶ月頃から徐々によちよち歩きを始めるようになります。生後6ヶ月頃からお母さんの真似をして竹を食べる練習を始めるところなどは、人間の赤ちゃんが離乳食を始める時期とちょうど同じですよね。
パンダの赤ちゃんが大人になるのは、メスで4~5歳、オスで6~7歳と言われており、動物にしては、成長がゆっくりで人間と近いものを感じますよね。
そんなパンダの赤ちゃんのかわいさは、人間にも大人気で、パンダの赤ちゃんが動物園にやってくるときは、昔から動物園に大行列ができるほどです。 

動物の中には、生まれて間もなくから立ち上がり、自分で食べ物を見つけて生きる力を持っているものもいます。対して、人間やパンダのように生まれてしばらくは未熟で親からの保護が必要な動物ほど、「ベビー・スキーマ」の特徴も顕著に表れて、かわいい容姿をしているのではないでしょうか。

赤ちゃんが一番かわいい時期はいつなのか

赤ちゃんが「かわいい盛り」と言われる、一番かわいい時期っていつなのでしょうか。

ねむママが保育士の仕事をしていたとき、いろいろな年齢の子どもを担当しましたが、個人的には「1歳前後が一番かわいい!」と思っていました。なんというか、見た目も絶妙にぷにぷにしていてかわいいし、よちよちたどたどしく歩いたり遊んだりする姿は見ていて癒されるし、ついでに激しく走り回る年齢よりはお世話が体力的に楽…(;’∀’)、というのが理由でした。

赤ちゃんはそれぞれの月齢でそれぞれのかわいさがあるので、甲乙なんてつけられない!ずっとかわいい!とも思うのですが、ねむママの「1歳前後がかわいい」論が、「ベビー・スキーマ」でも当てはまるようでしたので、紹介したいと思います。

「ベビー・スキーマ」のかわいい特徴が最も当てはまるのは生後11ヶ月頃

赤ちゃんの容姿は月齢とともに少しずつ変化していきます。月齢ごとに「ベビー・スキーマ」の特徴に当てはまるポイントを評価していったところ、最も評価ポイントが高かったのは、生後11ヶ月頃ということです。

しかし、「ベビー・スキーマ」が赤ちゃんが大人から保護されるための特徴だとすれば、なぜ最も未熟な生まれて間もない頃よりも、生後11ヶ月頃のほうが評価ポイントが高いのでしょうか。

生後11ヶ月頃と言えば、それまではあまり自由に動くことができなかった赤ちゃんが、はいはいが得意になったり、つかまり立ちやつたい歩きを始めたりと、動きが多くなる時期です。運動能力が発達し動きが活発になるこの時期は、より危険が増す時期ということで、大人からの注意を引くためにかわいらしさも最大限になるのではないかと言われています。

ねむママが感じていた「よちよち動く1歳前後が一番かわいい!」という感覚にも、それなりの根拠があったということですね。

まとめ

自分一人で生きていくことができない赤ちゃんは、大人に愛され守ってもらうために、生まれつき「かわいい」要素を持っているということがわかりました。
だから、町でふと赤ちゃんを見かけたときも、ついつい目を細めて愛おしく感じてしまうんですね。

そして、たどたどしい動きで危なっかしくなる生後11ヶ月頃に、赤ちゃんのかわいさも最高潮になり、大人の注意をしっかりと引き付けて危険から身を守るということです。

かわいい赤ちゃんの姿は、「見てみて!」という赤ちゃんからのアピールということですね。赤ちゃんのかわいい姿、しっかりと目に焼き付けながら、大切に守り育ててあげたいですね。

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